日本と羊肉の物語・推古から令和まで。

■ 古いけど浅い。それが日本人と羊のかかわり。

日本人と羊の出会いは推古天皇の御代までさかのぼるほど古いのですが、もともと日本にない動物でもあり、日本に根付かなかったこともあり、深いようで浅い物です。それゆえ、国策や世界状況に振り回され、
まさに「いけにえの仔羊」的な扱いを受けたり、かと思えば、戦略物資として国を救うために増産をかけられたりと、他の畜種にはない波乱万丈の歴史があります。

■ まとまったものがなかったので、主席の菊池が料理王国さんの連載の形でまとめました。

その波乱万丈の羊ですが、わかりやすくまとまっているものがあまりないと思い、料理王国さんのWEBマガジンで情報をまとめてみました。あくまで、ほんの数えるほどしかいない羊関係者向けではなく、多くの消費者の皆さんに向けて書きました。料理王国の連載1回目にも載せていましたが、下記改めて初めにを載せておきたいと思います。

■ はじめに

この文章は今まで会った羊関係者・色々な記事・本・羊好きの先輩たち・お店の方・役所の方・大学の先生など様々な方達からお聞きした話とWEBや本の情報などを足してまとめた、素人が作った文章です。

認識の間違いなど正確性に問題のある表現も含まれる可能性があることをご了承ください。あくまでざっくりと私と同じ立場の消費者が「ああ、日本の羊の歴史ってこうなんだなー」と理解していただければと思い制作しました。プロの方々は温かい目で見て頂ければ嬉しいです。

国立国会図書館HP(https://www.ndl.go.jp/)より。十二類絵巻。龍の下に居るのは羊のはずがやぎっぽい。

■ 下記より料理王国へ飛んでみてくださいませ。

第一回:羊はどこから来たのか?
日本にはもともといなかった羊がどこからきて、日本の歴史にどうかかわったのかをまとめました。推古天皇の時代からはじまる、羊と日本の物語のプロローグ。

https://cuisine-kingdom.com/colum-sheep1/

第二回:明治維新富国強兵と羊
明治から、羊は戦略物資としての面が強くなります。ロシアや寒い地域の国と戦うには羊毛は必須。羊毛がなければ戦いにならず日本は列強に飲み込まれる危険性もありました。戦争と羊の時代でした。

https://cuisine-kingdom.com/colum-sheep2/

第三回:羊毛から食肉への移行そして輸入自由化へ。
平和な時代となり、日本で羊を育てて羊毛を確保する必要はなくなりました。輸入も自由化され日本で羊を買う事の重要度はなくなり、羊毛より肉が注目され始めました。戦後から今に至るまでの羊の物語です。

https://cuisine-kingdom.com/colum-sheep3/

第四回:羊ブームはかつてあったのか?今は第三次ブーム?
羊は第三次ブームと今言われていますが、この分類だと大正期に陸軍や国が「羊!」と羊肉を普及させようと思ったのが第ゼロ次ブームじゃないかと最近思い始めています。

https://cuisine-kingdom.com/colum-sheep4/

第五回:ブームから文化としての固定へ
羊ブームですよね!と言われてほぼ数年。すでにブーム段階から文化としての固定化が進んでいます。そして、珍しい肉から「食肉の選択肢の一つ(2021年6月8日の新羊通信社社説へ)」となりつつあります。推古天皇時代から令和まで来て初めて羊肉は他の畜種と同じ土俵に上がれました。日本人が羊と出会い1500年。ここまで長かった。

https://cuisine-kingdom.com/colum-sheep5/

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