羊肉は世界各国で愛される「ご馳走肉」であり、宗教的民族的な制約が少ない
グローバルな食肉です。しかし、日本で羊肉は長い間珍味的な扱いを受けてきました。
それは、明治まで羊が飼育されていなかった事、未だに、食肉に対する認識や、
付き合い方が他民族より遅れていることなどがあげられます。

また、以前の安易なブーム時にブームに乗った一部の方たちが利益のためだけに羊肉を扱い、
そのため「羊肉は安い」「羊肉は臭い」と言う認識が広がってしまった事も
見逃すわけにはまいりません。

この事実は、羊にとっても日本にとっても非常に残念な事でした。

しかし。現在。羊肉は13年から14年の輸入量が3割増えたことでもわかるように、
再び注目を集め始めて居ります。このブームは以前のジンギスカン先行のブームではなく、
特に主な原因のない底上方のブームとなって居ります。また、海外より輸入されている
羊肉の質もどんどんと上がり、また、羊料理に秀でたお店や料理人の方もどんどん増え、
前回のブームとは違う盛り上がりを見せています。

その盛り上がりを後押しし、羊肉文化が正しく発展し、消費者主導で
美味しい羊肉を楽しく食べれる環境を整えるべく、
今後も研鑽し努力してまいります。

協会は、美食を弄ぶ団体ではありません。羊肉をタグとして、
多くの人がつながり、交流を図るコミュニュケーションの実験の場でもあります。
また、組織で運営しており、15人の幹部が950名(15年6月現在)の会員と共に、
羊肉文化を薦めるべく活動して居ります。

そして、羊肉のグローバル性をとっかかりとし、相互理解を進める団体としての
側面も持ちます。日本人は食を通した場合、他文化をすんなりと理解できる特徴が
あります。その媒体として羊ほど最適な食材はないのではないでしょうか??

すでに協会では、オーストラリア、アルメニア、イギリスなどの公館を通し、
羊をとっかかりとしたイベント等の開催や情報交換を進めて居ります。

協会は97年に前身団体が設立され、2012年に現在の形で正式な活動が開始されました。
今後も、羊肉普及と、羊肉をとっかかりとしたコミュニュケーションの場を作りつつ、
他文化の相互理解を進めるべく活動をして行きますので、よろしくお願い致します。

羊齧協会 中央委員会主席
サイン(印章付)

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