羊のお店って増えているの??
結論から言うと、確実に増えています。
羊肉を扱うお店は順調に増加中。 特にこれまで店舗数が少なかった関西圏での出店が目立ちます。
首都圏でも店舗数を伸ばす店があり、 実際にココ壱番屋がジンギスカン業態参入のため専門店を買収するなど(大黒屋など)、大手企業も動き始めています。羊肉酒場ラムちゃん(一家ホールディングス)も店舗の拡大に力を入れているとの報道がありました。また、山田モンゴル(株式会社焼肉坂井ホールディングス)もリブランディングと店舗拡大を目指しているとの事。札幌の有名店だるまも関東進出を果たすなど、動きは加速しています。この流れは、一過性ではなく構造的な変化と言えそうです。
羊肉のイベントも
・大阪羊フェスタが3回目の開催。
・せとうちラムフェスが2回目の開催。
と確実に増えております。
■ 首都圏は中心部より周辺部へ
元々ジンギスカン屋など羊のお店が多かった関東は、周辺のベットタウンへの出店が加速。今までジンギスカン店が無かった町にジンギスカン店ができて来ています。それは、首都圏の鉄道駅ごとに1店舗のジンギスカン屋が営業できるだけの顧客がいることを表します。
■ 中部エリアもジンギスカンの店舗が増える
こちら、地元のテレビさんから「なぜジンギスカンの店舗が周りに増えているのか??」との質問を受けて初めて知ったのですが、中部エリアも最近ジンギスカンのお店を中心に増えているそうです。
■ しかし、羊のお店と話していますがジンギスカンが多数
わかりやすさが違うのであたらしい羊のお店はほぼジンギスカンです。TV局などはそれをジンギスカンブームとしたくてたまらないようですが、最近増えているガチ中華文脈なども羊肉を大量に扱うので、目につくのがジンギスカン。実際増えているのは中華やインド系料理という感じでしょうか。
■ データで見る羊肉人気の伸び
こちら、頂いたデータはかなり古いです。しかし、参考になるかと思い掲載をしています。
大手グルメサイトのデータによると、
・「ラム肉」「羊肉」での検索数
2015年 → 2019年 約2.4倍
・メニューに「ラム肉」と記載のある店舗数
2015年 → 2019年 1.9倍
消費者の関心が急上昇し、それに応える形で飲食店がメニューを拡充していることが分かります。
■ 店舗数は全国でどう広がっているのか?
こちらも2019年ですが、都道府県別の羊の店舗のデータを見てみましょう。
北海道:324
関東:305
中部:85
東北:78
近畿:58
九州:36
中国:18
四国:6
沖縄:3
という並び。
「羊と言えば北海道」という構図は変わらないものの、 首都圏での広がりが顕著です。
さらに、 長野(信州新町)、岩手(遠野)、山形(蔵王)など、 もともと羊文化のある地域でも安定した店舗数を維持しています。
つまり、
“北海道の名物”から“全国の選択肢”へ。
羊肉は確実にフェーズを変えています。
※一部データは
MLA(Meat & Livestock Australia)提供資料および大手グルメサイトデータをもとに作成