コラム旅羊 ~その3〜アリアナ・レストラン(千葉)

こちらは友人で、タリバン政権下のアフガニスタンに入るためにムスリムの洗礼を受けた…と言うツワモノの友人からオススメされたお店です。
僕もアフガンは一周近く周りましたが、タリバン政権下で潜入し、ムスリムになると言う発想は毛頭ありませんでした(笑)
そう言った友人なので、イラン料理についてもオススメの精度は間違いなし!意を決して訪問した次第です。


ただ、立地が立地なので、実は3年くらい温めていたお店…この度、佐倉方面の城跡と絡めて訪問してみました。
お店の外観からして、異国の意匠を感じさせます。


店内に入るとバッチリ絨毯敷き。
これを見て、美味しい事を確信しました!「えっ!?なんで??」と思われるかもしれませんが、
中央アジアのレストランとしては一般的なスタイルなので、日本在住の現地人も来ているお店だと判ります。
実際に次々とムスリム系のお客さんがやって来られ、圧倒的な人気を誇る事を確認しました。

この度頂いたものは【クビデケバブ】1,200円、【ゴルメサブズィ】1,000円で、ライスはデフォルトのサフランライスから以下に変更しました。
ゼレシュク、バガリ(空豆とディル)。ともに200円プラスで可能です。
ただ、頂いてみてライスの量に圧倒されましたので、ライスは一つにして、おかず2~3種類の方が満足度は高いかもしれません(笑)

【バガリポロ】
ディルの爽やかな香りに空豆の甘みも加わり、濃厚なシチューとの相性が良い。

【ゼレシュクポロ】
ゼレシュクにピスタチオも使用している点が珍しい。ライスにはバターを用いているので、単体でも美味しい。


【ゴルメサブズィ】
羊肉とキドニービーンズのシチュー。
ハーブがゴリッと利いており、カスリメティ、パセリ、コリアンダー、セロリなどか?
複雑に絡まりあっているので、確証は持てません(笑)

ベースにはコクがたっぷりで、豆の旨味も滲んでおります。
そして、羊肉は柔らかく、ホロリ。
これは後を引く味わいで、他国の料理には無い魅力があります。

【クビデケバブ】
パサパサだけど、そこはかとなくジューシィ。
これは非常に美味いクビデ!万人にオススメできる味わいです。
生タマネギの辛味はそこまで強くなく、爽やかにリフレッシュできます。
焼きトマトが付いていないのは残念ですが、クビデの味は秀逸です。

いやはや、本当に美味しくて感動しました。日本屈指のイラン料理店です。
また、メニューを見るとアブガニスタン料理もたくさん!中々訪問し辛い場所ではありますが、再訪したいとすぐに感じた名店です。

【プロフィール】
Yuya Otani
海外と全国を飛び回り、鮨、日本料理、中国料理、エスニック料理(全般)を食べ歩いている食の旅人。
経費や「ゴチ」の世話にはならず、身銭を切って消費者目線でリアルな意見を伝えている。
有名店だけでなく知られざる名店を開拓するのが大好き。鮨、日本料理についてはブログにて紹介中。

すしログ
http://edomae-sushi.hatenablog.com/

 

関連記事

  1. コラム旅羊 ~その4〜シルクロード・タリム(東京都)

  2. コラム旅羊 ~その5〜シルクロード・ムラト(埼玉県)

  3. 【新連載】巻き込まれて生きていく「羊本出版への道」

  4. 同じ羊を喰らう 第二回目 寒い国の羊の熱々ポイント

  5. 同じ羊を喰らう 第三回目 羊について考える時、カレーについて考える時

  6. オージー・ラムの特徴とは?〜大きなオーストラリアの羊たち〜

  7. 同じ羊を喰らう第四回目 食べて納得、記憶に刻まれるスパイスの香り

  8. 羊の香りは草食動物の香り

  9. 【新連載】いまよとひつじ いまよと羊齧協会1

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

募集中の協会イベント

  1. 原点回帰!味坊暑気払
  2. 協会監修・羊レシピ本出版記念パーティーのご案内
  3. 絶滅危惧からの、みごとな復活! 青森県階上町の南部羊、初出荷を祝う会!
  4. 羊フェスタ2018・総決起集会

人気記事

PAGE TOP