Vol.7 ひつじ工房より“ウールマークのお話”

みなさんこんにちは!今回はタイトルの通り、みなさんが知っているようで知らないウールマークについてご紹介します^^

ウール製品についているウールマーク、みなさん目にしたことがあるのではないでしょうか?

さてこのマークが「ウールマーク」です!

ウールマークとは、The Woolmark Companyによって、新毛100%で厳しい品質基準を満たすと承認された製品に表示されるブランドロゴです。衣類に限らず、
インテリアや家具など羊毛を使用したさまざまな製品に適用され、1964年にロゴが誕生してから、50年以上にわたり、世界で親しまれています。

 

新毛とはなんぞやと申しますと、再生羊毛(毛糸や布地をほぐして繊維にもどしたもの。反毛とも)ではなく、新たに刈り取られ紡がれた繊維であるということです。

 

製品のタグに「毛100%」と書かれている場合には、新毛か再生羊毛かはわからなかったり、毛97%以上なら100%と表示できてしまったりします。
これに対して新毛が純粋に100%であることを示すウールマークは高品質であることを示しているといえます。

 

また、新毛と他の種類の繊維をブレンドした製品に表示されるマークには「ウールマーク・ブレンド」、「ウール・ブレンド」もあり、
それぞれ含まれる新毛の割合などによって基準が決められています。ブレンドする場合、ウール以外のブレンド素材は1種類までです。

▲左:ウールマーク・ブレンド(新毛50~99.9%)、右:ウール・ブレンド(新毛30~49.9%)

 

ついでに、The Woolmark Companyについてもご紹介しておきましょう!

 

The Woolmark Companyは非営利団体オーストラリアン・ウール・イノベーション[AWE]の子会社として、
AWEに協力する牧羊業者の代表として〈オーストラリア産ウールを究極の繊維と位置付け、その品質を証明すること〉を担っています。

 

そのほかにも、ファッション業界と協力してファッションデザインの新たな才能の発掘にも力を入れているThe Woolmark Company。
お好きなファッションブランドやインテリアショップでこのマークをみかけたら、それは世界に通用する上質なウールと才能あふれるデザインの証明なのです。

 

【プロフィール】
中村咲蓮

北里大学獣医学部獣医学科在学。奈良に育ち、青森に住まう。
獣医になるべく勉強する傍ら、大学で廃棄されていた羊毛という資源を活用することに使命を感じ《北里ひつじ工房》をたちあげる。
フェルトドールから実用小物までなんでも製作してみたいこの頃。
ファンキールックスと裏腹に手芸が趣味だと驚かれることもしばしば。

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