羊を巡るニュースたち 第5回

こんにちは。羊ニュース担当の廣瀬です。
前回ご紹介させていただいた「羊フェスタ」「今年も中野を羊色に染め上げて」無事に終了しました。


▲王道のラムチョップ誕生の瞬間!

ご来場いただいたみなさま、ご参加いただいた店舗のみなさま、運営側で頑張っていただいたみなさま、
本当におつかれさまでした。

事前の「総決起集会」、「フェスタ当時の様子」などがテレビ放映されたりと
今年はまた一段と注目を浴びていたようにも感じます。

▲フェスタ総決起集会は10月開催。TBSさんが来てました

そして、ご来場頂いた方のブログなどにも登場しています。

▲「くろひつじのメモ帳」さん(https://memo.ark-under.net/food/3605)ブログより

 

▲「minimalism on my mind」さん(https://motouranaishi.hatenadiary.com/entry/2018/11/03/165659)ブログより

前回でチラリと歴史を振り帰ったように、羊フェスタは今年で5回目です。
開催前だけネタとして使っておいて、終わったら放置・・はもったいない。
なので、今回は(私の勝手な)振り返りがてら、
ちょっと羊フェスタの「中の様子」にも触れてみたいと思います。

消費者」が運営って?

▲「羊フェスタ2018」サイトより

と、いうように羊フェスタは「消費者が運営する」を強調しています。

そう強調されても、「消費者が運営する」ってつまりなに?と思ってしまう方もいそうです。
そして、立場を変えて、自分が「訪れる側」の場合を考えてみると、
「ほー。このイベント運営はプロ。あっちは消費者ね」となど思ったりはしません。
(ちなみに、今年の羊フェスタでは会場お隣りで開催されていた「餃子フェス」さんはプロの方の運営だったようです)

では、この羊フェスタ運営している「消費者」ってどんな人たちでしょうか?

例えば2日間の運営に参加させて頂いていたこの私、
プロフィールでは中小企業診断士と名乗っていますが、企業内診断士、つまりは会社員です。
土日でフェスタに参加して月曜は会社に行きました。
他に参加していたお仲間は、私のような会社員を始め、個人事業主な社長さん、
お医者さん、公務員さん、研究者さん、デザイナーさん、学生さんなどなど・・多彩な方々です。
それぞれが本業を持っています。そして、イベントのプロはいません。
ついでに言えば、フェスタ当日で「はじめまして〜」と挨拶交わしたりも・・。
こんな顔ぶれで事前の準備、フェスタ当日の2日間、そして事後のもろもろ対応を乗り切りっています。

そんな「消費者」がどんなことをやっていたのかご紹介します。

準備からいろいろあります

会場となる中野区さんとの相談は重要、というか大前提。
会場が確保できないとイベント実施そのものが開催できません。
とても大切な準備です。この調整から「消費者」がんばります。

賛同して協賛・後援などをしてくださる組織の募集は基本。
FacebookなどのSNSでも呼びかけをしていました。
この方々の力を集約しないと、フェスタ運営の「体力」が集まらないのです。ここも「消費者」が・・。

出店店舗の募集。
決定した店舗さんとの出店に向けた調整。
フェスタの顔となるお店に関わる重要任務で相当にタフな仕事となります。ここでも「消費者」が活躍。

 

▲多数の元気で意欲的な店舗さんにご出店いただきました

そして、物販運営。
今年は一段と物販ラインナップが充実していた気がいます。
物販チームのがんばりです。羊にまつわる商品とか、フェスタ参加者に喜んでいただけるような商品の検討。
仕入先調整。そして当日は販売。ここも「消費者」のがんばりどころ。

事前に会場の現場調査をしてくれていたチームもあります。
そのおかげでフェスタ初日のテント準備などのダンドリが効率化していたと思います。

羊齧大学やステージもあります。出演していただく方々への調整。
当日の大学、ステージの運営ここも「消費者」です。ご出演していただいたみなさまありがとうございます。

当日の店舗物品搬入などには、車誘導も必要。
そして、ここも「消費者」。安全への配慮も必要なナカナカな労働です。

PR関連グループはSNSの拡散やニュースリリースの展開などガシガシこなしていました。
まさに「消費者」目線の発信です。
そして、フェスタ当日もお店情報、売切れなどの速報、リアルタイムな情報発信をしていました。
この情報を上手くキャッチしていれば当日の会場の動きがスムースになったと思います。

当日は粛々と自分の任務をこなします

この手のイベントで「ある程度の想定外は想定内」なのかもしれません。
いろいろ想定外が起こります。
このフェスタ運営チームメンバー「消費者」の凄さを感じるのはその「想定外」のとき。

想定外なことにも、それぞれ自分の力量の範囲で粛々と任務をこなします。

「聞いてねーよ!」って言いたくなるようなことに遭遇するのですが、
そこで「聞いてねーよ!」とは投げ出しません。

もちろん、プロのようにササッとは行かない場面もあります。
それでも、メンバー同士でサポートしあいながら出来ることを誠実に粛々とこなします。
この雰囲気がなかなかに凄いというか好きです。

毎年ですが「みなさん。すばらしい!!よくこんな立派なメンバー集めたな」と私は勝手に感心しています。

そして、みなさん楽しそう。
学生時代の文化祭を思い出してみてください。
来場者として見に行くのはもちろん楽しいのですが、「やっている側」ってまた一段と楽しいですよね。
あの感覚に近いかもしれません。

▲ひつじ商店。今年一段と商品ラインナップが充実

楽しさの中にはご来場者の方々とのコミュニケーションもあります。

2日連続でお母さんと一緒に来ていた女の子。
来るたびに受付のそばにいた「羊」を触りまくっていました。
意思の強そうな顔が可愛くて印象的でした。
「2日連続でご来場ということは気に入ってもらえたかな」と勝手に理解しました。
「この週末は一段と楽しそうでいいねー。どんどん中野を盛り上げてよ!」とお声をかけていただいた地元風?なオジサン。
こういうお声掛けはありがたいです。

▲子どもに密かな人気だった受付の羊。リアル羊毛のフワフワ感がすごかった。
触った人はまずその感触に驚き、必ず「二度触り」(^^)

そんな感じで開けて暮れていった羊フェスタの2日間。
日の暮れるなかのテント解体など最後の片付け作業・・・体力的はグッタリ。
しかし、終わったときの満足感となんとも言えない高揚感はちょっと快感でもあります。
この感覚が「人をまた羊フェスタに呼ぶ」のかもしれません。

▲2日目の夜。撤収作業が一段落し、「栄光あれ!」

私も羊フェスタに関わってみたいかも? とこっそりと感じたみなさん。
まずは、羊齧協会イベントに参加して、「消費者」仲間に会ってみましょう!

お待ちしています!

「羊串とクミンと香草に栄光あれ!!」

●引用元

・「くろひつじのメモ帳」さんブログ(https://memo.ark-under.net/food/3605
・「minimalism on my mind」さんブログ(https://motouranaishi.hatenadiary.com/entry/2018/11/03/165659
・羊フェスタ2018(http://hitsujifesta.com/2018/

 

 

 

 

【プロフィール】
廣瀬達也

羊齧協会政治局長兼関西支部長。兵庫県出身。中小企業診断士。
2018年1月、3年間暮らした神戸から東京に復帰。
高校卒業以来の兵庫県生活で「自分は但馬牛の産地である兵庫県但馬地方の出身だった」という事実に改めて気づいた。
が、牛への想いを抑えつつ、関西支部長として関西で羊齧協会の旗を死守。
東京復帰後も関西支部長のポストにしがみつく。(中小企業診断士的に言えば、こういう組織のポストにしがみつくオヤジはアウトです)

加藤美紀

新羊社通信 編集長 /羊齧協会 対外宣伝部

千葉を愛してやまない、千葉生まれ千葉育ち
羊愛デリスト(ひつじめでりすと)
羊齧協会では”パイセン”と呼ばれるイジられ系お笑い担当

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