8月も半ばに差し掛かり、お盆休みで帰省をしているという方もいるのではないでしょうか。
お盆は先祖の霊を弔うために行われる、一連の夏の行事のことですが、地域によって風習や行事も様々。
京都の『五山の送り火』、長野の『精霊流し』、富山の『おわら風の盆』などなど。。。
花火大会もお盆によく行われる行事の一つです。
お盆に各地で行われる花火大会ですが、日本で最初に行われた花火大会は「隅田川花火大会」。
1732年、大飢饉に見舞われ多くの人がなくなった時の将軍徳川吉宗が、その慰霊と疫病をおさめるために祭りを行い、花火を打ち上げたことが始まりだそうです。
コロナ禍で大きな花火大会は軒並み中止となっていますが、また夜空に大輪の花を咲かせる日が戻ってくると良いですね。
それでは、今週の羊ニュースです!
1.さよなら安平町追分の味
北海道安平町追分にある精肉店の手作りで、半世紀以上にわたり愛されてきた「追分ジンギスカン」の販売がまもなく終わりを迎えるそうです。
店主の榊 幸子さんは御年85歳。高齢のため、店をたたむ決意をしました。
27年前に他界したご主人がデザインした袋に詰めたジンギスカン。
残り1400袋が売切れたらお店を閉店するそうですが、7月末時点で残り700袋。
町のなじみの味が無くなってしまうのは寂しいですね。
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https://www.nhk.or.jp/hokkaido/articles/slug-n804f4a560643
2.「ひつじのショーン展」美術館「えき」KYOTO
「ひつじのショーン展」が、JR京都伊勢丹隣接の美術館「えき」KYOTOにて、2022年7月30日(土)から9月4日(日)まで開催されています。
「ひつじのショーン」は、イギリス発クレイ・アニメーション。
クレイアニメはちょっとづつ動かして撮影するという根気がいる作業をして、一つの作品が出来上がっています。
1人のアニメーターが1週間で撮影できるアニメーションの長さは、平均してたったの約20秒だとか。
気が遠くなりますよね。。。
会場には撮影に使われたジオラマやパペットなどが展示してあるので、制作の舞台裏を体験できるのではないでしょうか。
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https://www.fashion-press.net/news/87432
3.ジンギスカン「戦前は東京名物だった」意外な事実
ジンギスカンといえば北海道ですが、戦前は東京の方がたくさん食べられていたそうです。
1935(昭和10)年の県別の羊屠畜頭数は、北海道108頭に対し東京府910頭。
数字から見てもその様子が伺えますよね。
ジンギスカンの元は北京の伝統的な羊肉の焼き肉「烤羊肉(カオヤンロウ)」。
そこから様々形を変え、今のスタイルに。
『料理一つにも歴史あり』ですね。
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https://toyokeizai.net/articles/-/606935
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