羊のお店は増えているのに、輸入量は微増の謎。【20210620・新羊通信社社説】

こんにちは。羊齧協会主席の菊池です。

以前、協会設立時にみんなで読んでた本が「中国共産党のなんとか」という本で、
面白がってその時の人達で謎の名前を付けたりして遊んでた名残がこの「主席」と言う称号でして、
まさか、メディアに「主席を代表に直してよいか?」と言われるようになるとは夢にも思わず。

皆さん、ノリでつけると後悔する場合があるので名前や称号にはお気を付けください。

さて、どうでもいい話はこれぐらいで、今回はまじめな話の続きです。

■ 羊ブームだけど輸入量は微増だよね問題。

多くの人に「羊注目度高いですねーーーー!!」と言われます。

メディアなどはずっとブームと話しています。確かに、注目度はすごく上がり、
スーパーで取り扱いも増え、露出も多くなっています。首都圏中心にお店も多く増えています。

でも、不思議な事に輸入量は微増なんです。

世界中で羊不足で、欲しくても手に入らないことが原因とも言えますが、
普通ブーム化すると輸入量も増えるのが当たり前なんです。特に99%以上の羊を輸入している
日本では、輸入量で国内の羊の事情がよくわかるのです。

じゃ、なんでなんで??と思われるでしょうが、
その原因は、加工品に使われている羊の減少と、今まで消費量が多かった北海道の消費の減少が
主な原因だそうです。特に、北海道の羊離れがなぜ影響を与えているかと言うと・・・・

日本の消費の5割近くは北海道である事。
・北海道で羊肉以外に食の選択肢が増えたことによる食べる頻度の減少。

が挙げられます。


▲ラムバサダーサイトより引用。北海道の羊のお店の圧倒的多さがわかる。
この画像の物記事は下記のラムバサダーサイトにまとめておりますので、是非アクセスください!
http://aussielamb.jp/lambassador/210513.html

つまり、今まで、日本の半分の消費を担う地域が週に2回羊を食べていたところ、
それが、1回になると、消費量が25%減少する・・・・
ざっくりいうとそこまで一気に減っていないですが、このような事が起こっております。

その減少を埋めているのが、北海道以外の地域の消費量の増加と、
普及でして、これらを合わせると、ブームなのに微増という事になるんですね。

さて、これはどう判断したらいいのか。

結局微増ですが、今まで消費量が多かった北海道以外に広まってきたことは、
普及が進んだともいえます。しかし。データから見るとちょっと増えただけなので、
元々普及していた地域はほかの選択肢にも興味が行き、興味のない地域が興味を持つ。

興味の総量で言うと増えているので、微増でも、興味を持ち気にする人が明らかに増えた。
と言っていいのではと思いました。

という事で、今回の結論は消費量は増えてないけど、
興味の総量や知名度は増えたよねという事を結論としておきます。

菊池 一弘

羊齧協会主席。広く浅く時折超深くをモットーに情報収集する羊業界のインデックス的な立ち位置を目指すべく、日々色々な情報を収集中。

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